筋肉の伸び縮み

こんにちは。Emiです。

今回は、
〈筋肉の伸び縮み〉について、お話ししていきます。

1. 筋肉の性質

筋肉は、【収縮】と【弛緩】することができる組織です。

この伸び縮みの性質によって、私たちは姿勢を保ったり、歩いたり、力を発揮することができます。

2. 伸び縮みのバランスが大切

筋肉は、【縮む力】だけが強くなり、【伸びる柔らかさ】が失われると、関節の動きが制限されます。

逆に、柔らかいだけで縮む力が弱ければ、安定性や力強さが不足します。

つまり、筋肉には【しなやかに伸びる力】と【しっかり縮む力】の両方が必要です。

3. 筋肉の収縮の種類

筋肉の伸び縮みにはいくつかのタイプがあります。

●短縮性収縮(コンセントリック収縮)

 筋肉が縮みながら力を出す働き。

 例:ダンベルを持ち上げる時の上腕二頭筋。


●伸張性収縮(エキセントリック収縮)

 筋肉が伸ばされながらブレーキをかける働き。

 例:ダンベルを下ろす時の上腕二頭筋。

 怪我予防や関節の安定性に特に重要です。


●等尺性収縮(アイソメトリック収縮)

 長さを変えずに力を出す働き。

 例:プランクなど姿勢をキープする動作。

これらがバランスよく働くことで、しなやかで安定した動作が可能になります。

4. 伸び縮みが失われると

筋肉が硬くなり、十分に伸び縮みできなくなると、以下のような問題が起こりやすくなります。

・関節の動きが悪くなる

・姿勢が崩れる

・血流が滞り、疲労がたまりやすい

・怪我のリスクが高まる など

5. 筋肉と神経

筋肉の伸び縮みには、神経の働きも欠かせません。

【縮める】と【緩める】を正しく切り替えられることが、スムーズな動作や姿勢制御につながります。

6. まとめ

筋肉は【縮める】と【緩める】の両方がうまく働くことで、本来の力を発揮できます。

短縮性・伸張性・等尺性という収縮をバランスよく使うことが、関節や姿勢の安定・怪我の予防には大切になります。



良かったら参考にしてみてください(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)

Emi