骨盤について!
こんにちは。Emiです。
今回は、
〈骨盤〉について、お話ししていきます。
1. 骨盤とは
骨盤は、身体の中心に位置し、上半身と下半身をつなぐ土台のような存在です。
姿勢の維持や歩行、内臓の保護など、さまざまな役割を担っています。
2. 骨盤の構成
骨盤は、以下の骨で構成されています。
◆寛骨(かんこつ)
腸骨・恥骨・坐骨の3つの骨が合わさってできた骨で、左右に1対あります。
◆仙骨(せんこつ)
脊椎の最下部に位置し、背骨と骨盤をつなぐ骨です。
◆尾骨(びこつ)
仙骨の下にある小さな骨で、背骨の一番下にある、しっぽの名残の骨です。

3. 骨盤の役割
骨盤の主な役割は、以下の通りです。
・内臓の保護
・姿勢の保持
・歩行時の衝撃吸収
4. 仙腸関節
仙腸関節とは、仙骨と左右の寛骨の接合部にある関節です。
・可動性はごくわずかですが、
・歩行や運動時の衝撃を和らげ、身体への負担を軽減する重要な役割を果たします。
・強靭な靭帯で支えられています。

5.恥骨結合
恥骨結合とは、左右の恥骨が前方で連結する部分です。
・可動性はごくわずかですが、
・特に妊娠・出産時には可動域が広がりやすくなります。
・強靭な靭帯で支えられています。
6. 仙骨と自律神経の関係
仙骨には副交感神経が通っており、緊張やゆがみによって自律神経の働きが乱れることがあります。
仙骨は、頭蓋骨の一部である〈蝶形骨(ちょうけいこつ)〉とも連動しており、体全体のバランスやホルモン分泌にも影響を与えます。
この連動性を活かした手技として、頭蓋仙骨療法があります。
7. 頭蓋仙骨療法(とうがいせんこつりょうほう)
頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)ともいい、
頭蓋骨から仙骨まで流れる脳脊髄液のリズムに着目した、非常にソフトなタッチで行う手技療法です。
脳脊髄液の循環を整えることで
・自律神経の調整
・深いリラクゼーション
・自然治癒力の活性化
などの効果があります。
※詳しい内容については、改めてお話ししていきたいと思います。
8. 骨盤と腰・股関節の関係
骨盤のゆがみや不安定さは、以下のような影響を及ぼします。
・腰椎への負担が増加し、腰痛の原因になる
・股関節の可動域制限や痛みを引き起こす可能性がある
9. 骨盤を整えることのメリット
・背骨や脚の位置が整い、動作がスムーズになる
・筋肉がバランスよく使えるようになる
・衝撃を吸収し、体に負担の少ない動きが可能になり、ケガの予防になる
10.まとめ
骨盤は、身体の中心にある土台として、動作・姿勢・神経・内臓に深く関わっています。
骨盤が正しい位置にあると、エクササイズもしやすくなります。
良かったら参考にしてみてください(◕ᴗ◕✿)
Emi