効率的なトレーニング!

こんにちは。Emiです。

今回は、
【効率的なトレーニング】について、お話ししていきます。

1. まずはじめにすること

身体の調整を進めるうえで、まず〈可動域〉や〈柔軟性〉を整えることが大切です。

筋力を高めることも重要ですが、その前に身体が動きやすい状態になっていることが、よりスムーズな改善につながります。

2. メリット

柔軟性や可動域の改善は、単に関節の動きを良くするだけではありません。

筋力・筋出力の発揮を助け、バランス能力の向上や、姿勢・動作時のアライメント改善にもつながります。

つまり、全体的な機能向上のための鍵となる要素です。

3. 代償とリスク

筋肉や関節が硬い状態で無理に動かすと、正しいフォームが保てず、他の部位に過度な負担がかかります。

このような状態では、本来働くべき筋肉が十分に機能せず、代償動作によって動きに歪みが生じやすくなります。

その結果、痛みやケガにつながるリスクが高まるだけでなく、効率的な筋力強化も難しくなります。

4. 硬さの要因

身体の硬さは、以下の3つの要因によって生じます。

① 組織そのものの硬さ(筋や結合組織の弾力低下)

② 組織間の滑走障害や癒着(筋膜や皮膚、腱などの層の滑りの悪化)

③ 組織の攣縮や過緊張(神経系の興奮や防御反応などによる収縮状態)

これらの要因を見極めたうえで、アプローチすることが、効果的なトレーニングには欠かせません。

5. 準備

トレーニングの初期段階では、〈緩めること〉や〈滑走性を高めること〉を優先します。

筋膜や軟部組織の癒着を解消し、組織同士が滑らかに動く状態をつくることで、身体は本来の動きを取り戻します。

こうした準備が整うことで、可動域が広がり、姿勢や動作が自然に安定しやすくなります。

6. トレーニングへ向けて

柔軟性や可動域が回復すると、筋肉はよりスムーズに収縮・伸張できるようになります。

つまり、筋力を効果的に発揮できる「準備が整った状態」といえるのです。

この段階に入って初めて、トレーニングの成果が出やすくなり、持続的な変化が生まれていきます。

7. まとめ

トレーニングを行ううえで、硬い身体を無理に鍛えるのではなく、まず動きやすい身体に整えることが重要です。

緩めて、滑らかに動ける状態をつくることで、身体への負担を減らしながら、自然な力の発揮を促していくことができます。

筋力やパフォーマンスを高めるためには、まず土台を整えることが大切になります。



良かったら参考にしてみてください(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)

Emi