ローテーターカフについて!

こんにちは。Emiです。

今回は、
前回のお話【肩の動きについて!】で説明しました
〈ローテーターカフ〉について、深掘りしていきたいと思います。

1. 肩甲骨とは

肩甲骨は
背中の上の方で肋骨の上に浮かぶように存在している〈浮いている骨〉です。

他の骨とは、繋がりはなく
前側の〈鎖骨〉とだけ繋がっています。

つまり、肩甲骨は筋肉によって支えられ
腕を自由に動かすための〈動く土台〉となっています。

この肩甲骨が不安定になると
腕にうまく力が伝わらず、首や肩に負担がかかってしまいます。

そのため、肩甲骨は
・よく動くこと
・安定していること
がとても大切です。

2. ローテーターカフについて

肩甲骨と腕の安定に欠かせないのが
〈ローテーターカフ〉(回旋筋腱板)という
インナーマッスル(深層筋)です。

4つの小さな筋肉からなり、それぞれ以下のような役割があります。

・棘上筋
腕を横に上げる動きに使う

・棘下筋
腕を外に回す動きに使う

・小円筋
腕を外に回す動きに使う

・肩甲下筋
腕を内に回す動きに使う

これらの筋肉が働くことで、肩関節を内側から支えています。

3. 肩甲骨と腕の連動


ローテーターカフが機能していると
肩甲骨と腕が連動し、スムーズで無理のない動きができるようになります。

これにより、
・腕にしっかり力が伝わる
・首や肩の緊張が和らぐ
・肩のケガや不調を予防できる
といった効果があります。

逆に、姿勢が悪く、肩甲骨の動きが悪くなると
ローテーターカフが弱まり、肩こりや痛みの原因になります。

4.アプローチ

ローテーターカフは見えないインナーマッスルなので、意識しないと使われにくい筋肉です。

そのため、丁寧に意識して動かすことが大切です。

おすすめは
・低負荷
・小さな動き
・ゆっくり
と行うエクササイズです。

大きな動きではありませんが、深部に働きかけ、姿勢や肩の安定に関わります。

5. まとめ

肩甲骨は〈動く土台〉として
腕の自由な動きや力の伝達を支える重要な骨です。

その肩甲骨を内側から安定させているのが
4つのインナーマッスル<ローテーターカフ>

これらの筋肉がしっかり働くことで
肩や腕のスムーズな動きが可能になり
首や肩への負担を減らすことができます。

ローテーターカフは、普段意識されにくい筋肉ですが
丁寧にゆっくりとした動きでアプローチすることで
姿勢改善や肩の安定に関わってきます。



良かったら参考にしてみてください(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)

Emi


STUDY

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