年末年始に注目したい【肝臓と胆のう】
こんにちは。Emiです。
今回は、
〈年末年始に注目したい【肝臓と胆のう】〉
について、お話ししていきます。
年末年始は、
・お酒の量が増える
・食事の量・脂質が増える
時期です。
そんなとき、体の内側で特に働いているのが、肝臓と胆のうです。
この2つの臓器の特徴を知っておくことは、体調管理にとても役立ちます。
1. 肝臓の位置
肝臓は、腹部の上部に位置し、主に右側にあります。
すぐ上には、横隔膜があり、肝臓は、呼吸の動きと深く関係する臓器でもあります。
呼吸が浅い状態や姿勢の崩れは、肝臓の動きや血流にも影響を与えやすくなります。
2. 肝臓の主な役割
肝臓は、体の中で最も多くの仕事を担う臓器のひとつです。
特に大切な役割は、以下の2つです。
●有害物質を分解・解毒する
アルコール・薬・体内で生じた老廃物などを分解し、体の外へ排出しやすい形に変えます。
そのため、飲酒量が増えるほど、肝臓の負担は大きくなります。
●胆汁をつくる
肝臓は、胆汁という消化液をつくります。
胆汁は、脂肪の消化と吸収を助ける重要な役割があります。
揚げ物やこってりした食事が多いほど、胆汁が必要になります。
3. 胆のうの主な役割
胆のうは、肝臓のすぐ下(裏側)にある小さな袋状の臓器です。
胆のう自体、は胆汁をつくりません。
役割は、
・肝臓でつくられた胆汁をためる
・必要なときに濃くして送り出す
ことです。
肝臓と胆のうは、常に連携して働いています。
4. 肝臓と胆のうの関係性
脂っこい食事をとる
↓
胆のうが胆汁を放出する
↓
胆汁が脂肪の消化を助ける
この流れがスムーズであるほど、胃もたれや不調は起こりにくくなります。
そのため、肝臓と胆のうは、セットで働く臓器と考えると理解しやすいです。
5. 年末年始に【肝臓と胆のう】が重要な理由
年末年始は、
・飲酒の機会が増える
・脂質の多い料理が続く
・生活リズムが乱れやすい
という条件が重なります。
これはすべて、肝臓や胆のうに負担がかかりやすい状態です。
この2つの臓器が疲れてくると、
・だるさ
・胃もたれ
・体調不良
などにつながりやすくなります。
6. まとめ
●肝臓は、
・アルコールや老廃物を分解する
・胆汁をつくり脂肪の消化を助ける
●胆のうは、
・胆汁をためる
・必要なときに胆汁を送り出す
年末年始の飲みすぎ・食べすぎを支えてくれているのが、この2つの臓器です。
無理をさせすぎず、休息・食事バランスを意識しながら、年末年始を健やかに過ごしていきましょう!
良かったら参考にしてみてください(◕ᴗ◕✿)
Emi
