仙骨について
こんにちは。Emiです。
今回は、
〈仙骨〉について、お話ししていきます。
1. 仙骨
仙骨は、骨盤の中央に位置する三角形の骨で、背骨と尾骨をつなぐ役割を持っています。
骨盤の土台として、体重や重力を支える非常に重要な骨です。

2. 仙骨と骨盤の安定性
仙骨は左右の腸骨と連結し、【仙腸関節】を形成しています。
この関節は、大きく動くことはありませんが、わずかな動きによって衝撃を吸収し、骨盤全体の安定性を保っています。
仙骨の動きが硬すぎても、不安定すぎても、腰や骨盤に負担がかかりやすくなります。
3. 仙骨と脊柱のつながり
仙骨は、背骨の土台にあたり、姿勢や全身のバランスを左右します。
仙骨の傾きが乱れると、背骨全体の配列も崩れ
・猫背
・反り腰
・肩こり
・腰痛
などにつながります。
4. 仙骨と自律神経の関係
仙骨の周囲には自律神経が走っており、特に【副交感神経】と深い関わりがあります。
仙骨の緊張が強いと、自律神経の働きが乱れ
・冷え
・便秘
・ストレス反応
などが起こりやすくなることがあります。
5. 仙骨と呼吸のつながり
仙骨は、呼吸運動とも連動していており、微細な動きが骨盤内の血流やリンパの循環を助けています。
6. 仙骨と脳脊髄液の流れ
仙骨は、頭蓋骨から脊柱を通って流れる【脳脊髄液】の循環とも関わっています。
呼吸や体のリズムにあわせて、仙骨がわずかに動くことで、この体液の流れを助けています。
仙骨の動きが硬くなると、脳脊髄液の流れが滞り
・頭痛
・疲労感
・集中力の低下
などの不調につながることがあります。
7. まとめ
仙骨は骨盤の中心にあり、体重の支持・姿勢の土台・自律神経の調整・脳脊髄液の循環といった役割を持つ重要な骨です。
仙骨の柔軟性と安定性を保つことは、腰痛予防や姿勢改善、さらに心身のバランスを整えるために大切になります。
良かったら参考にしてみてください(◕ᴗ◕✿)
Emi
