こんにちは。Emiです。

今回は、
〈心膜と子宮の関係性〉について、お話ししていきます。

1. 心膜と子宮の関係性

私たちの身体の中では、筋肉や骨だけでなく、内臓を包む〈膜〉が全体を支え合っています。

その中でも〈心膜〉と〈子宮〉は、身体の上と下でバランスをとる大切なペアです。

この2つは、綱引きのようにお互いを引き合いながら、身体の姿勢や内臓の位置を保っています。

2. 心膜とは

心膜は、心臓を包んでいる丈夫な膜です。

下には横隔膜とつながっており、呼吸とともに上下に動きます。

また、胸骨や鎖骨・首の筋肉とも関係があるため、心膜が硬くなると、呼吸が浅くなったり、肩や首に張りを感じやすくなったりします。

3. 子宮とは

子宮は、骨盤の中心にあり、骨盤の骨・靭帯・骨盤底の筋肉とつながっています。

この部分は、お腹の中の圧力を保つ役割があり、姿勢や下半身の使い方にも深く関わります。

子宮まわりが緊張すると、腰や骨盤の動きが硬くなったり、お腹に張りを感じることもあります。

4. 心膜と子宮のつながり

身体の中では、心膜と子宮が直接つながっているわけではありません。

しかしながら、〈膜の連鎖〉によって間接的に関係しています。

心膜は横隔膜につながり、横隔膜は腸腰筋や骨盤底を通じて子宮を支える膜へと続きます。

このように、心膜→横隔膜→骨盤底→子宮という流れで、全身がつながっているのです。

また、呼吸に合わせて変わる胸の圧（胸腔内圧）は、お腹や骨盤の圧にも影響します。

そのため、呼吸が浅くなると子宮まわりの循環も悪くなりやすく、反対に骨盤が固まると胸や呼吸にも影響します。

5. 心と体のつながりとして

心膜は、心を守る膜でもあり、自律神経とも深く関係しています。

子宮も、自律神経の影響を受けやすく、ストレスや緊張が高まると、両方に影響が出ることがあります。

6. アプローチ

・呼吸をゆっくり深く行うことで、心膜と子宮の間の膜のつながりが整いやすくなります。

・胸の緊張を緩めることは、骨盤やお腹の柔らかさにもつながります。

・骨盤まわりを整えることは、胸の軽さや呼吸の深さを取り戻す助けにもなります。

7. まとめ

心膜と子宮は、身体の上と下でバランスをとり合う関係にあります。

直接つながってはいませんが、膜や呼吸、神経の働きを通して互いに影響し合っています。

そのため、呼吸や姿勢のケアを通して、胸と骨盤、心と身体の両方を整えていくことが大切です。

良かったら参考にしてみてください(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)

Emi