下腹部ぽっこりと腹筋群について
こんにちは。Emiです。
今回は、
〈下腹部ぽっこりと腹筋群〉について、お話ししていきます。
1. 下腹部ぽっこりと体幹安定のカギ
・下腹部がぽっこり出やすい
・体幹が不安定で力が入りにくい
こうした悩みには、腹直筋そのものだけでなく、腹直筋を包む膜の構造が深く関わっています。
2. 腹直筋とは
腹直筋は、いわゆるシックスパックをつくる筋肉です。
お腹の前面でもっとも表層にあり、姿勢保持や体幹の安定に関わります。
この腹直筋は、直接むき出しではなく、腹直筋鞘という膜に包まれています。
3. 腹直筋鞘の役割
腹直筋鞘は、次のような働きをしています。
・腹部の安定性を高める
・内臓を守るクッションになる
・複数の腹筋を連結し、力をまとめる
この膜は
・外腹斜筋
・内腹斜筋
・腹横筋
これら3つの筋肉の腱膜が集まって作られています。
4. 腹直筋鞘の特徴
腹直筋鞘の最大の特徴は、高さによって構造が変わることです。
その境目になるのが、へそと恥骨の間あたりにある弓状線です。
ここを境に、腹直筋は、上部と下部で包まれ方が変わります。
5. 腹直筋鞘・上部の特徴
弓状線より上では、腹直筋は前後から膜で包まれています。
●前側の膜
・外腹斜筋
・内腹斜筋の浅い層
●後ろ側の膜
・内腹斜筋の深い層
・腹横筋
この前後サンドイッチ構造により
・腹圧を高く保ちやすい
・体幹が安定しやすい
・内臓が守られやすい
という特徴があります。
6. 腹直筋鞘・上部が安定しやすい理由
腹直筋のさらに奥には、内腹斜筋と腹横筋が位置しています。
そのため、深層筋が働くことで
・内臓が支えられる
・体幹が安定する
という流れがつくりやすくなります。
日常動作や姿勢保持において、上腹部が安定しやすいのは、この構造のおかげです。
7. 腹直筋鞘・下部の特徴
弓状線より下では、構造が大きく変わります。
腹直筋を後ろから支える膜がなくなり、前側の膜だけになります。
この高さでは
・外腹斜筋
・内腹斜筋
・腹横筋
すべての腱膜が、腹直筋の前方に集まります。
8. 下腹部が出やすい理由
下部では
・腹圧を高めにくい
・体幹が安定しにくい
・内臓との距離が近い
という状態になります。
そのため
内臓や内臓脂肪の重さに負けやすく、下腹部が前に押し出されやすくなります。
年齢とともに 、下っ腹が出やすくなるのも、この構造が関係しています。
9. 腹直筋鞘・下部での意識
下部では、腱膜がすべて腹直筋の前にあるため、腹直筋そのものが内臓に最も近い支えになります。
つまり
・下腹部を引き締めたい
・ぽっこりを改善したい
こうした場合は
腹直筋を丁寧に使えることが重要になります。
10. まとめ
腹直筋は一つの筋肉ですが、高さによって、包まれ方も役割も変わります。
●上部
・前後から支えられ安定しやすい
・深層筋が働きやすい
●下部
・後ろの支えがなく不安定
・内臓の重さの影響を受けやすい
この違いを知るだけでも、トレーニングや体の使い方の見え方が変わります。
下腹部ぽっこりは、意志や努力不足ではなく、構造的に起きやすいもの。
だからこそ、正しく知って、やさしく整えることが大切ですね。
良かったら参考にしてみてください(◕ᴗ◕✿)
Emi
