足の女王様は?

こんにちは。Emiです。

今日は、「足」について
質問形式にてお話します。⁠◕⁠‿⁠◕⁠。

1. 質問

「足の指標はどこでしょう?」  
    (エクササイズの時の基準になります。)

2. 正解

「人差し指」 になります!

3. 理由 

3-1 構造

【リスフラン関節】の中で
最も〔第2中足骨〕が
安定する構造になっているから。 

3-2 靭帯

強靭な靭帯によって
安定する構造になっているから。


では、こちらをもう少し詳しく説明していきたいと思います。

4. リスフラン関節とは

【リスフラン関節】とは、
<足根中足関節>ともいう。

【リスフラン関節】とは、
《中足骨(第1〜5)》と
《足根骨(楔状骨(内側・中間・外側)・立方骨)》
で構成される関節。

5. 構造について

<内側楔状骨>と<外側楔状骨>の間にある
<中間楔状骨>だけ 
やや引っ込んでいる
 ↓
そのため
〔第2中足骨〕が
<内側楔状骨>と<外側楔状骨>の間に挟まっている
 ↓
これを「ほぞ構造」という
 ↓
【リスフラン関節】は、
〔第2中足骨〕が「ほぞ構造」のため 
【リスフラン関節】の中で最も〔第2中足骨〕が
安定する  

6. 靭帯について

【リスフラン関節】には
〔リスフラン靭帯〕という強靭な靭帯が
<内側楔状骨>から〔第2中足骨〕についているため
【リスフラン関節】の中で最も〔第2中足骨〕が
安定する

7. 可動性について

※ちなみに
【リスフラン関節】の可動性は、
・第1 リスフラン関節  → 最も大きい
・第2・3 リスフラン関節→ 小さい

8. まとめ

<構造>と<靭帯>により
〔第2中足骨〕が足の軸の指標となる!
                       

9. おまけ

「 ボディガードの〔リスフラン靭帯さ〜ん!〕
<人差し指女王>を守ってあげてね(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧ 」

Emi


参考文献:「プロメテウス解剖学コア アトラス 第4版」
     「足部・足関節理学療法マネジメント 機能障害の原因を探るための臨床思考を紐解く」
      片寄正樹/監修
     「足部・ 足関節痛のリハビリテーション」 
      赤羽根良和/著